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40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

トランプ相場でも投資額を減らす人はたったの4.9%?


4月8日と9日に実施した、三井物産デジタル・アセットマネジメントによる、個人投資家における投資姿勢についての緊急アンケートの結果です。

9日のトランプ関税の上乗せ分実施および直後の90日間の停止措置の前ですから、もしも今同じアンケートを取ったらまた違う結果になるかもしれません。

他の会社を含めて、また同様のアンケートがありそうですが。

市場の混乱は年内に収まる?

株式市場の混乱について、半年以内に収まると回答した人が半数以上という結果でした。

日経平均についても年末までには急落前の水準に戻ると回答した人が約35%いるなど、やや楽観的な印象です。

アメリカ市場については「わからない」が4割以上ですが。

これも今アンケートを取ったら違う結果になりそうですね。

「運用総額を減らす」はたったの4.9%

今後の先行きは不透明なものの、「運用総額を減らす」という弱気な回答をした人はたったの4.9%という結果に。

ただ「資産配分の見直し」と回答した人のうち、国債・社債を増やすと回答した人が28.1%でしたから、これも弱気な回答に入るかもしれません。

逆に「運用総額を増やす」という回答も、長期視点で積立投資を継続するという意味なら現状維持に近いかも。

いずれにせよ、この時点のアンケートでは弱気に捉えている人は少ないようですね。

トランプ大統領から発表がある度に乱高下している状況ですから、半年以内の収束を見込んでいる人は減ってそう。

だからこそこういったアンケートはどんどんやって欲しいです。

日経マネー 2025年5月号

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「お金がないと幸せになれない」世界になっていくのか?

年収と幸福度の関係はどうなっているのか。拓殖大学教授の佐藤一磨さんは「経済学や心理学の分野でお金と幸福度の研究が進んでいる。最近の研究では、先進国でお金がないと幸せになれない傾向が強くなっていることがわかった」という――。

年収と幸福度の関係は、一定額までは年収が多いほど幸福度も高くなり、一定額以上は下がっていくとか横ばいだとかあるいはゆっくり上がり続けるとか、色んな説をみてきました。

その一定額についても、800万円だとか1000万円だとか諸説あります。

ただ一定額以上は収入を増やすために必死に働くメリットは下がることは間違いなさそう。

仕事が生きがいだとか、自分で起こした会社のためという人なら違うかもしれません。金額は人それぞれだし。

お金がないと幸せになれないのはSNSのせい?

幸福度の高まりが落ちる一定額は、インフレによってアップしていくものだと思います。

さらにお金がないと幸せになれない傾向が先進国で高くなっているのは、SNSの影響だとしています。

SNSで承認欲求を得るためには、モノにしろ経験にしろ、誇示するためにはお金が必要になりますからねぇ。

SNSのやり過ぎは不幸になる」と言われる、そのパターンの一つでしょうか。

高齢社会の日本は例外?

一方、日本は「物質的な豊かさよりも心の豊かさ」の傾向がみられ、特に高齢になるほどこの傾向だと。

高齢者はSNSを使わない人が多いと考えると、やはりSNSが不幸の要因だと感じてしまいますね。

いずれ高齢者になる今の現役世代は、SNSバリバリやってきた世代だから、今とは違う結果になるかもしれません。

独身のまま高齢者になった時、他人との繋がりがSNS中心になっていたら、お金がないと不幸を感じやすくて大変かと。

そうならないように、程よいSNSとの付き合い方を身につけておくのがいいでしょうね。

        
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